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ソフトバンクの動画SNS一部規制へ。カウントフリーを分かりやすく解説!

動画SNS放題

最終更新日:



~2019年2月19日公開~
【追記】「動画SNS見放題」は終了
 

総務省からの「カウントフリーサービス」の規制に合わせて、ソフトバンクでは、2020年3月から動画SNS見放題のウルトラギガモンスター+の新規申し込みを終了しました。

現在は、すべての通信に対してデータ量を無制限に使用できるプランも展開されています。

当サイトではお得に大容量データを通信するためのポケットWiFiを利用できるように、ソフトバンクの最新プランを含めた比較を行っております。ソフトバンクの大量データ通信が気になっている方は、ぜひ1度以下のページもご覧ください。

ソフトバンクの最新
データプランはこちら



通信業界に激震!?Softbankユーザー必見の最新ニュース!
ソフトバンク(Softbank)の大注目プラン「動画SNS放題」が一部規制に。


スマホ「動画SNS見放題」、一部規制へ 総務省
参照:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1902/19/news073.html


大手SNSサイトTwitterにて、トレンドトップになるなど、2019年2月20日の総務省の有識者会議で提出される、「ゼロレーティング」と呼ばれるデータ通信量をカウントフリーとするサービスの規制が、注目を集めています。
  • カウントフリー=特定サービスの「データ使用量」をカウントしないこと。

その対象となっている代表例が、ソフトバンクが提供する「動画SNS放題」です。この「動画SNS見放題」プランは、世界最大手動画サイトYoutubeや、AbemaTVなどの動画サービスに加え、LINEや昨年急成長のTikTokなどのSNSなど、下記の10サービスがカウントフリーとなり利用できます。 動画SNS見放題のカウントフリー対象サービス
参照:https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/data/ultragiga-monster-plus/

こうした料金プランに含まれるデータ容量を、カウントフリーの使い放題とする仕組み、「ゼロレーティング」に対して、総務省は電気通信事業法に基づいて、一部規制する方針を固めた、と発表されました。

当ページでは、規制対象となる可能性があるカウントフリーの代表例、ソフトバンクのSNS動画見放題と「ゼロレーティング」が、今後どのような影響を与えるか、WiFi事業者だから分かるポイントをご紹介致します。

さらに、こういったカウントフリーの規制が行われる中、「動画SNS見放題」プランが依然としておすすめかどうか、他のサービスと比較してご紹介します。

まずは、ゼロレーティング、カウントフリーとは何か、なぜ問題があるのか、わかりやすく解説してまいります。


総務省が規制をかけたゼロレーティング(カウントフリー)って?

ゼロレーティング
(カウントフリー)とは?

一言でいえば、スマホやポケットWiFi契約プランに含まれる使用可能なデータ容量を「一切減らさず」(=カウントフリー)特定のサービスを利用できる仕組み。
例:動画SNS見放題を契約すれば、Youtubeを見ても、容量は一切減らない。

これに対し、総務省は対象となる「ソフトバンクの動画SNS見放題」などを例に、「ネットワーク中立性に関する研究会」で議論をまとめた内容を、2月20日に行われる第7回会議にて、中間報告書案として提出。

冒頭でご紹介したソフトバンクが提供する大容量プラン「ウルトラギガモンスター+(プラス)」と併用できる「動画SNS見放題」は人気が高く、カウントフリーの代表例であるため、業界で注目が集まっております。

では、ここからは細かく何が問題なのか、どんな影響があるのか、見ていきましょう。

何が問題なの?



カウントフリーを一部に適用することは、特定のサービスを優先的に取り扱うものであり、公平性を失うから。

なんで問題なの?



今回話題のウルトラギガモンスター+、動画SNS見放題プランなど、スマホやポケットWiFiなどの「モバイル通信」は電気通信事業法が適用されます。また、それ以外にも独占近世法など、法律面で公平性が問題視されています。

論点は??



電気通信事業法にある、第6条(利用の公平)、第26条(提供条件の説明)、第29条(不調な差別的取扱いに関する業務改善命令)、第30条(指定電気通信事業者に関する禁止行為規制)などの規律に「ネットワーク中立性に関する一般原則等」が是認されるかです
参照:https://image.itmedia.co.jp/l/im/news/articles/1902/19/l_yx_zero_00.jpg

難しい!!という方へ。
簡潔に言うと!

動画SNS見放題など、「カウントフリー」のサービスが、業界を偏った方向に進めないよう、明確にルールや基準を設けようということ。


法律が変わるの?



新たに法律を作るというは、「ガイドライン」を作成し、現行の電気通信事業法に照らして、「ここまでは問題なし。これは問題あり。」といった、解釈の指針を作るようです。

解釈じゃグレーゾーンもあるってこと??



確かに、こういった新サービスに対して、現行の法律が対応しきれないこともあります。その場合、業界で議論を行い、自主規制のルール決めをしていくようです。

例えば何が問題なの???



今回の規制に対して、NGとなる例があるなら、下記のような構図が一例になると言われている。その理由は「利用の公平」という視点が、電気通信事業法で問題となるからです。

動画SNS放題を含む、カウントフリーの規制例

上記のように、他社との契約回避を強制したり、あるサービスには提供し、一方には拒否したり、といった公平性の欠如が「独占禁止法」抵触の可能性がある。ちなみに、スマホキャリアから提供サービスへの一方的なものが対象ではなく、その反対も対象となります。

現状はどうなの?



カウントフリーが適用されるサービスは、ソフトバンクが提供する動画SNS見放題だけでなく、格安SIMなどの、MVNO(仮想移動体通信事業者)で多く見られます。

しかし、現状すぐに違法性があるかは不明確であるようで、どのサービスが対象となるか、ガイドラインと照らして議論される模様です。


↓クリックすると詳細が見れます↓

▼ゼロレーティング適用サービス事例▼
ソフトバンク ウルトラギガモンスター+(50GBプラン)
対象 YouTube, AbemaTV, TVer, GYAO! hulu, LINE, Twitter, Instagram, Facebook,Tik Tok
NTTコミュニケーションズ
OCNモバイルONE
カウントフリー (全てのプラン)
対象 050plus, マイポケット, OCNモバイルONEアプリ、申し込みサイト
NTTコミュニケーションズ
OCNモバイルONE
MUSICカウントフリー(オプション)
対象 Amazon Music、AWA, dヒッツ、 Google Play Music, LINE MUSIC, Spotify,ひかりTVミュージック, レコチョクBest
ケイ・オプティコム
mineo
全てのプラン
対象 (mineoスイッチOFF時)LaLa Call, マイページ、サポートページ等
(mineoスイッチON時)すべての通信
ビッグローブ
(BIGLOBEモバイル)
(エンタメフリー・オプション)
対象 (オプション)YouTube, YouTube Music, Google Play Music, Apple Music, AbemaTV, Spotify, AWA, radiko.jp Amazon Music, U-NEXT, YouTube Kids
ジュピターテレコム
(J:COM MOBILE)
Aプラン スマホセット/タブレットセット
対象 J:COMオンデマンド, J:COMミュージック、J:COMブックス
LINEモバイル LINEフリープラン
対象 LINE
LINEモバイル コミュニケーションフリープラン
対象 LINE. Twitter, Facebook, Instagram
LINEモバイル  MUSIC+プラン
対象 LINE, Twitter, Facebook, Instagram, LINE MUSIC
DMM.com
DMM Mobile
SNSフリー(オプション)
対象 LINE. Twitter, Facebook, Facebook Messenger, Instagram
DTI SIM DTI見放題SIM
対象 Youtube, Twitter, マイナビサイト

以上のような例があります。

やはり日々使用するSNSや音楽配信、動画配信サービスといった、大容量のデータが無料で使い放題というのは人気です。しかし、今回のように規制対象となっては、折角の使い放題もメリットが薄れる可能性がありますね。

さて、ここまではソフトバンクの動画SNS放題だけでなく、そもそもカウントフリーでデータ容量が処理される、ゼロレーティングについてご紹介しました。既にお使いのサービスや聞いたことあるサービスも結構あったのではないでしょうか。

ここで注目なのが、2月20日の総務省での有識者会議にて明確になる「ガイドライン」。どこまでが規制対象となるか、通信業界全体で注目が集まっております。

さて、ここからはゼロレーティング・カウントフリー規制の渦中で、最も注目されている、ソフトバンクのウルトラギガモンスター+、動画SNS放題への影響を見ていきます。

規制対象の注目サービス!動画SNS放題って何!?

今回カウントフリー規制の対象として取り上げられたソフトバンクが提供する動画SNS見放題プラン。

スマホやポケットWiFiに適用される「10つのサービスならデータ容量を減らさないプラン」として、2018年のサービス開始以降、ソフトバンクユーザーの方には非常に高い人気を誇りました。

ギガモンスター+(プラス)というデータ容量50GBのソフトバンクの大容量プランと併用してご利用いただくため、10つのサービスをよくご利用になる方は、実質無制限となっていた方も多いようです。

事実、スマホと言えば7GB制限に代表されるように、速度制限が非常にネックでした。

そのため、速度制限が緩和されているWiMAXが実質無制限と言われるポケットWiFiとして台頭。スマホとWiFi接続するなど、圧倒的な人気を誇りました。


ウルトラギガモンスター+とWiMAXの比較はこちらへ

そんな中、テザリングを使えばPC、タブレットも使えるため、スマホ一台で済んでしまう方も多い、ウルトラギガモンスター+、動画SNS見放題は非常に人気のサービスでした・・・



「でした・・・」とお伝えしたのは、もちろんこの「動画SNS放題」に規制がかかったから。2月20日の発表内容にもよりますが、そもそも明確に法律でカウントフリーについて、明示されるわけではありません。

あくまで、ガイドラインが作成されるだけで、グレーゾーンとなった場合、議論が行われます。そのため、カウントフリーのサービスは、今後さらに規制がかかる可能性もあり得るのです。

規制かかるのは、一部決まっただけで、全部はかからないでしょ!
規制かかるまでは、たくさん使えるじゃん!


など、既存ユーザーやこれから契約する方はこういった期待をしている方もいらっしゃいます。

もちろん、「動画SNS見放題」の規制がかかったからといって、全サービスがいきなり止まることはありません。だからと言って、そのまま放置するのは危険です。何が、論点にあるかは知っておく必要があります。

ウルトラギガモンスター+、動画SNS見放題が対象として論点としてあがっているのは、ネットワークの公平性です。

規制の方向性を示す資料ではこう記されています。

ゼロレーティングは萌芽的なサービス、まず規制ありきではない」との前置きした後、課題を指摘する。

 その上で、ゼロレーティングが競争政策上「問題ない」とされるためには、(1)特定の者に対する差別的扱いがされていないこと、(2)他の競争事業者を排除又は弱体化させるための不適切な料金設定がされていないこと、(3)MNOによるコンテンツプロバイダ等の囲い込みを含め、事業者間で不当な競争が引き起こされていないこと、(4)市場支配力を有する電気通信事業者等による、市場支配力の濫用による行為がされていないこと――を挙げている。

確かに、ゼロレーティング・カウントフリーサービスが規制ありきで進むわけではなく、あくまで公平性が保たれるかが論点となっています。

しかし、通信業界の規制は公平性のもと緩和されたケースはそこまで多くはありません。むしろ総務省からの規制ではありませんが、規制が厳しくなることが多く見られます。

過去、通信量制限が厳しくなったことがある

そもそも、大手キャリアのスマホやポケットWiFiでは、月間容量無制限というものも見られません。現に、当ページで話題となったソフトバンクが提供するウルトラギガモンスター+、動画SNS見放題も、カウントフリー以外は50GBの制限があります。

また、その際の速度制限は、インターネット閲覧すら難しい、128Kbps~200Kbpsというのが基本です。

一方、大手キャリア回線を借りて提供するMVNOのポケットWiFiでは、「完全無制限」というのも見られました。

しかし、ドコモ回線を使った「スマモバ」、ソフトバンク回線の「FujiWiFi」など。サービスリリース当初は完全無制限と謳いながら「急な変更が行われ、事前通知なく制限が行われる」ということがいくつもありました。

最近では、STARWiFiと言われるサービスが完全無制限と謳われながら、2018年10月~11月頃にかけて、「大容量WiFi」と表記が変わりました。

また、このケースでみられる特徴としてWiMAXの3日10GBとは違い、「膨大なデータ量」とだけ書かれていて、制限がかかる容量が明記されていないこともあります。上記のように、速度制限があるにも関わらず、こういった形で「無制限から短期間の速度制限」へと変更するケースが度々あるんです。

その理由はシンプル。サービスが拡大すれば、一部のヘビーユーザーが帯域を占めてしまい、利用が込み合うから。そのため、WiMAXサービスでは、3日10GBと明確に制限が設けられ、公平性を保っています。

ここが違うよWiMAX!

>当ページでは、ウルトラギガモンスター+、動画SNS見放題と2019年2月20日に行われる総務省での有識者会議における「カウントフリー規制」についてご紹介しました。

ここで議題となるのが「ネットワークの公平性」です。

「速度制限の規制緩和という過去がある」ポケットWiFi業界No.1のWiMAXと比較して、今回の規制を見ていきたいと思います。

まず、カウントフリーになることにより、データ容量は減らないため、特定サービスは完全に無制限で利用可能です。そうなりますと、ユーザーが特定サービスに固まった場合、明らかに帯域を占有してしまいます。

こういった帯域の込み合いを避けたり、そもそも各社サービスとキャリアが連携することで、大手キャリアの恣意的な市場変動をさせないための規制となります。

一方、WiMAXの速度制限の緩和では、公平性を保ってきました。

サービス当初は速度が遅いため完全無制限でしたが、現在のメイン回線、超高速WiMAX2+登場以降は、3日3GB制限になりました。しかし、設備の増加などの背景もあり、2022年2月に「3日15GB制限」の撤廃を実現。

しかし、ネットワークの公平性を保つため、大容量通信時には速度制限がかかるようになっています。

3日3GBでは、動画などを見ると簡単に超えてしまいますが、制限がなくなったことで、より快適にインターネットを利用できるようになりました。

まとめ

ここまで通信業界に大きな影響がある総務省の「カウントフリーの規制」について、見てきました。多くの既存ソフトバンクユーザーやこれから新生活に向けて契約しよう!という方に、少なからず影響があるのではないでしょうか。

確かに、ウルトラギガモンスター+とカウントフリーの代表例である動画SNS見放題プランは、ソフトバンクの大容量プランとして非常に人気です。

しかし、こういった規制の可能性がある中で、特定のサービスを多く使うユーザーにとっては、ちょっと不安も残りますね。特に、2月20日にガイドラインとして定められる内容も注目ですが、さらに今後規制が変更される可能性も十分残っています。

それを分かった上でご検討されることをおすすめします。

一方、WiMAXサービスは既に月間容量無制限とはいえ、3日間15GBの速度制限を設けることで、ネットワークの公平性を保ってきました。

さらに!ネットワークの公平性を保ちつつ、ユーザーの拡大、基地局の拡大、さらには総務省からモバイル通信用の帯域を一部増加していただいた過去があり、3日15GBの制限が撤廃。

それにより、エリア内であれば実質無制限といわれるようになり、ポケットWiFi業界で累計3000万回線を突破する圧倒的な人気を誇るようになりました。

そんなWiMAXはキャンペーンを使うことでお得に契約できます。2019年最新のキャンペーンをトレンド情報を下記でご紹介していますので、「これから契約したい、乗り換えたい」と思っている方は、併せて参考にしていただけますと幸いです。


WiMAXキャンペーン最新トレンド


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