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本当におすすめ?限界突破WiFiの特徴や注意点、評判を徹底解説

最終更新日:



※当ページの料金は全て税込み表記です。

月3,850円で大容量の通信が可能な「限界突破WiFi」は、Zeus WiFiやMugen WiFiなどたくさんあるポケットWiFiの中でも選択肢の一つとして候補に挙がってくるのではないでしょうか?

クラウドSIMという新しい技術を採用した限界突破WiFiは、携帯キャリア大手の回線が利用できて海外でも使えるなど魅力的な要素が多いですよね。

ただ、ポケットWiFiには他にもWiMAXやMugen WiFiなど複数のサービスがあり、その違いや特徴がわかりにくいのが実情です。

そこで、このページでは限界突破WiFiについて詳しく解説していきます。限界突破WiFiの特徴やデメリット、口コミもご紹介しているので、契約をご検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

それでは早速限界突破WiFiの基本情報とサービスから確認していきましょう!

限界突破WiFiは新規受付終了

限界突破WiFiは、在庫が無くなり次第新規受付を終了することを2022年2月に発表しました。

なお、現在契約中の方に関しては、サービスは継続されます。

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モバイルルーターを見る

サービス概要と端末のスペックを確認

限界突破WiFiは株式会社X-mobileが提供するポケットWiFiサービスです。

サービス概要を以下簡単にまとめています。料金や解約金はページ内で詳しく解説していきます。

限界突破WiFi
月額料金 3,850円
端末機種 jetfon P6
支払い方法 クレジットカード/口座振替※
解約金 2年以内:19,800円
以後1年ごと:5,500円
申し込み Web/店舗
お問い合わせ お問い合わせフォーム/
電話番号050-1745-7355
※口座振替の場合、手数料として+20,000円かかります。

X-mobileは全国に店舗があるため、申し込みや端末の設定が不安な方は店舗にてサポートを受けながら手続きが可能です。

また、店舗で申し込む場合はその日に端末を受け取れるので、急にインターネットが必要になったときにもすぐ使えます。

限界突破WiFiで利用できるルーターは1種類のみ。スペックは下記の通りです。

端末名 jetfon P6
製造会社 MAYA SYSTEM
最大速度 下り:150Mbps
上り:50Mbps
サイズ 約152.9×74.2×8.5mm
ディスプレイ 5.7インチ
重量 162g
バッテリー容量 3,400mAh
連続通信可能時間 15時間
同時接続可能台数 8台

限界突破WiFiの特徴4つ

続いては限界突破WiFiの特徴を4つご紹介していきます。

月間無制限!1日10GBの大容量通信!

一つ目はポケットWiFiにおいて要ともいえる通信容量の多さです。限界突破WiFiは月間での制限がなく、1日単位の制限が設けられています。

1日10GBまでは快適な速度でインターネットが使うことができます。10GBを超えると速度制限により128Kbpsの低速になりますが、毎日24時にリセットされるため、翌日からまた高速データ通信が可能です。

他のポケットWiFiが月7GB、3日で10GBの速度制限を設定していることを考えると、データ通信量としてはかなり大容量。10GBを超えることはおそらくないので、心配はいりません。

また、1日10GBといっても速度制限にかかる期間は当日のみで、翌日からはまた高速通信に戻るので実質無制限といえます。

ただ、仮に10GBを超えてしまった場合の通信速度である128Kbpsというのはかなりの低速です。

下記、参考までに通信速度の目安に応じてできることをまとめていますが、128Kbpsではウェブサイトの閲覧もままなりません。

下り速度の目安
速度 できること
1Mbps ウェブページ閲覧、
メール、
地図アプリ、
Youtube動画(中・低画質)
3Mbps Youtube動画(高画質)
ビデオ通話
5Mbps Youtube動画(超高画質)
25Mbps 4K動画の再生
100Mbps オンラインゲーム
上り速度の目安(クリックすると開きます)
上り速度の目安
速度 できること
1Mbps メール・フォーム送信
3Mbps SNSに写真投稿
10Mbps SNSに動画投稿・データファイル共有

※単位は、1GB=1,000Mbps 1Mbps=1,000Kbps

快適にインターネットを利用するには最低でも1Mbpsは必要。1日10GBは大容量なので問題ないかと思いますが、念のため超えないように気を付けましょう。

ドコモ・au・ソフトバンク回線に対応

特徴の二つ目は限界突破WiFiの対応している回線です。限界突破WiFiの端末は「クラウドSIMテクノロジー」を搭載。

このクラウドSIMテクノロジーとはSIMのデータをクラウド上で管理する技術で、物理的にSIMカードを挿入する必要がないという特徴があります。

SIMが一つに限定されないため、ドコモ・au・ソフトバンク3つの回線の利用が可能となっています。

ドコモ・au・ソフトバンク回線が行き届いている全ての地域が通信可能エリアであるため、カバー率は非常に高く、さらに3つの回線からつながりやすい電波を自動で拾って通信してくれます。

少しわかりにくいので、ひとつ例を挙げましょう。

例えば、3つのうち1つの回線で通信障害が発生したとします。この場合、クラウドSIMの技術により端末が自動で他二つのいずれかの回線に接続することでトラブルを避けるといったことが可能になります。

料金は定額の3,850円!今なら本体と手数料無料

定額制のシンプルな料金プランは限界突破WiFiならではの特徴です。

これまでインターネット回線を利用していて、「契約期間の後半になるにつれて請求が高くなった」「月額料金が安いのは最初だけでなんだか損をした気分になった」という経験はありませんか?

実は多くのインターネット回線業者はキャンペーンや割引などにより最初の数カ月だけ通常より安い月額料金を設定しています。だから「契約期間の後半になると高い」「でも解約するにもお金がかかる」といった事態に…

その点、定額制の限界突破WiFiなら月額料金はずっと3,850円。割引やキャッシュバックなどはないものの、料金は変わらないので安心して使い続けられるのが大きな魅力です。

また、初月の月額料金は日割りのため「月末に契約して損をした」ということもありません。契約時期を気にすることなく契約できます。

地図アプリと翻訳機能を搭載+海外でも使える

限界突破WiFiの端末はルーターとしての機能だけでなく、旅行や海外出張で役立つ地図アプリ翻訳機能を搭載しており、一つ三役の優れもの。スマホとは切り分けて地図を確認したり、翻訳ができる優秀な端末です。

さらにクラウドSIMを利用した端末はエリアを制限されることなくそのまま海外でも使えるので、新たにレンタルしたり、現地での契約が必要ありません。

別途料金はかかりますが、海外に行くたびにWiFiの環境を整える手間と負担が省けます。

海外で利用する際は、現地到着後に端末で設定をします。ルーター1台で世界中でインターネットが使えるのはありがたいですね。

さて、ここまで限界突破Wifiの特徴を4つ見てきました。大容量通信が可能で魅力的な限界突破Wifiですが、一方でデメリットや契約前に確認したい注意点もあります。

契約後に後悔しないよう、デメリットもしっかり確認していきましょう!

要確認!デメリットや契約前の注意点

続いては限界突破WiFiのデメリットと契約前の注意点を3つ確認していきます。

2年以内に解約すると19,800円の違約金がかかる

限界突破WiFiの契約期間は2年です。2年以内に解約すると違約金として19,800円が請求されるのでご注意ください。

また、契約満了後の継続契約は1年ごととなり、その際も更新月以外に解約をする場合は解約金が必要になります。金額は5,500円です。

違約金を払わずに解約するには契約の更新月を狙って手続きを進めることが大切です。最初の更新月に解約する場合は24ヵ月目、その後は1年ごとなので37ヵ月目(3年目)、40ヵ月目(4年目)が更新月となります。

過去に通信障害が発生し、完全無制限ではなくなった

以前は速度制限が全くない、通信量が完全に無制限なプランを提供していた限界突破WiFiですが、2020年3月に発生した通信障害をきっかけに完全無制限のプランは廃止となりました。

この通信障害は一部の利用者が極端に大容量な通信をおこない、サーバーが不安定になったことで他の利用者がインターネットにつながらないという事態を招きました。

通信容量を完全無制限にすると同じような事態が起こりかねないため、現在は速度制限が設けられています。1日で5GBを超えると4Mbps、10GBを超えると、通信速度が128Kbpsの低速となります。

とはいっても、1日10GBまで快適に使えれば通信量としてははかなりの大容量です。大容量のダウンロードやアップロードを何度もおこなったり、複数人で長時間使い続けたりする場合を除いては問題ありません。

逆に大容量のデータをダウンロード・アップロードする、家族の複数人で共有して使うという方はポケットWiFiは向きません。持ち運びはできませんが、より安定して使えるホームルーターまたは光回線をおすすめします。

他に安いポケットWiFiがある

限界突破WiFiは大容量通信が可能で、海外でも使えるなど魅力的な特徴が多いポケットWiFiですが、実は最安のポケットWiFiではありません。

他社のポケットWiFiと比較した下記の表をご覧ください。

横にスクロールできます。

月額料金 実質月額 総額 データ容量 特徴
限界突破wiFi
(24ヵ月)
3,850円 3,850円 92,400円 1日5GB
(月150GB)
ずっと定額のシンプルな料金設定
Broad WiMAX
(38ヵ月)
1,397円~ 4,510円 171,380円 無制限 通信速度がポケットWiFiの中でも速い
デジコギフト券5,000円分プレゼント
Mugen WiFi
(24ヵ月)
3,718円 3,293円 79,032円 月100GB キャッシュバック13,500円
Zeus WiFi
(24ヵ月)
3,278円~ 3,897円 93,522円 月100GB データ量に応じてプランが選べる
※Mugen WiFiは格安プラン
※Zeus WiFiは月100GBのギガ特盛プラン
※ポケットWiFiによって月額料金が変動するものもあるため、総額と実質月額で比較しています。総額と実質月額の計算方法は以下の通りです。
月額料金×契約月+その他費用(初期費用etc)-割引(キャッシュバック)=支払い総額
支払い総額÷契約月⁼実質月額料金

実質月額を見ると、Mugen WiFiが最も安いことがわかります。

Mugen WiFiも限界突破Wifi同様、大容量通信が可能で海外で使用可能。かつ同じクラウドSIMテクノロジーを利用したポケットWifiで、3大キャリアにも対応しています。

ポケットWifiの基本的な機能やサービス内容が同じなら、キャッシュバックが受け取れてより安いMugen WiFiのほうがおすすめです。

また、「通信速度の速さとコスパどっちも大事!」という方におすすめなのはBroad WiMAX。Broad WiMAXはau 4G LTE・5GとWiMAX2+回線に対応しており、通信速度と料金のいいとこどりをしたポケットWiFiです。

WiMAXについては最後の【番外編】で詳しくご紹介しますので、気になる方はぜひご覧ください。今すぐ知りたい方はこちらから該当箇所にとべます。

以上が限界突破Wifiのデメリットと注意点でした。続いてはTwitterで見つけた口コミと評判をチェックしていきましょう。

限界突破Wifiの口コミ・評判は?

今回は利用者数の多いTwitterで限界突破WiFiの口コミや評判を調査しました。
まずは速度についての口コミから見ていきましょう。

通信速度に関しては「遅い」「快適」どちらの口コミも見受けられました。地方での通信速度は快適なようですが、都市部など人口が密集している場所ではより多くの人が同時に通信しているため、速度が遅くなる傾向にあるのかもしれません。

また通信速度は時間帯・場所などの条件によっても左右されるため、一概に速いか遅いかは断言できないでしょう。

クラウドSIMという技術を利用することで大手3キャリアの回線に対応している限界突破WiFiですが、手動で回線を切り替えることができないため、こういった不都合もあるようです。

通信エリアが広いのがクラウドSIMの魅力ですが、一方で手動で変更できないのが難点ですね。

こちらはカスタマーサポートの電話対応に関する口コミ。インターネット回線のプロバイダはどこも電話がつながりにくいという口コミがよくありますが、限界突破WiFiに関しては定評があります。

2020年3月の通信障害が発生した際の口コミを他にも調べましたが、電話や返金対応、無償での解約などサポートは手厚いようです。「ポケットWiFiを初めて使う」「契約に不安がある」という方にとっては安心ですね。

ただ、1日5GBまでが速度制限なく利用できる高速通信の範囲となっているのでご注意ください。

公式サイトでは10GBまでなら快適に使えるとされていますが、アップロードは時間がかかってしまうようです。アップロードを頻繁にする方には向かないでしょう。

限界突破WiFiの口コミや評判を見てきましたが、いかがでしたか?公式サイトだけでは見えない評判もぜひポケットWiFiを選ぶうえでの参考にしてみてください。

まとめ

最後にこのページのポイントをまとめていきます。

今回は限界突破WiFiの特徴やデメリット・注意点、口コミや評判を見てきました。それらの情報を統合すると、限界突破WiFiは下記に当てはまる人におすすめのポケットWiFiだと言えます。

  • 総額の安さよりシンプルな料金体系で安心したい方
  • 海外でも利用する予定のある方
  • 人口が密集していない地方で利用する方
  • 手厚いサポートや電話対応を好む方

限界突破WiFiの公式サイトはこちら

過去の通信障害により完全な無制限ではなくなったものの、完全無制限プランは他社ポケットWiFiでも同様に廃止されており、限界突破WiFiに限ったことではありません。

また3日10GBを速度制限の基準としているポケットWiFiが多い中、実質1日10GBまでが制限の限界突破Wifiは通信量が大きいほうだと言えるでしょう。

ただし、高速通信は一日5GBまでのため、もっと通信容量が多い方がいい方や最安のポケットWiFiを探している方は通信が速いWiMAXか総額が最安のMugen WiFiがおすすめです。

当サイトではMugen WiFiの特集ページも取り扱っています。詳しく知りたい方はぜひそちらもご覧ください。

Mugen WiFiの詳細はこちら

【番外編】高速通信・高コスパならWiMAXがおすすめ

WiMAX2+回線とau 4G LTE、au 5G回線で通信するWiMAXは数あるポケットWifiの中でも高速通信が特徴です。最大速度は2.7Gbpsとなんと光回線並み。

最大速度はあくまで理論値であるため実測値でも比較してみましたが、やはり限界突破WiFiよりWiMAXの通信速度が優れていました。

※スマホは横にスクロールできます。

最大速度 実測値
平均

ダウンロード速度
平均

アップロード速度
WiMAX

(WiMAX2+、au 4G LTE、au 5G)
2.7Gbps 468Mbps 53.72Mbps
限界突破WiFi 150Mbps 16.02Mbps 7.65 Mbps

WiMAXの対応回線はWiMAX2+とau 4G LTE、au 5Gで、ドコモ・ソフトバンクは使えないものの、下り・上り速度ともにクラウドSIMを利用したポケットWiFiより圧倒的に速いことがわかります。

同じWiMAXサービスでも申し込み窓口によって料金が大きく異なるため、WiMAXを利用する際はプロバイダ選びが重要です。当サイトではWiMAXの全プロバイダを徹底比較し、最安の窓口をご紹介しています。

WiMAXについてもう少し知りたいという方はぜひこちらのページもご覧ください。

WiMAXとは?
基本情報を解説

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