動画視聴などでインターネットの使用量が増えている昨今。5Gなどの高速通信を利用したいけど、なるべくインターネットの利用料金を安くしたいと思われている方も多いのではないでしょうか。
毎日使うにも関わらず、インターネットの利用料金って意外と高いですよね。
そんな中で、今注目を集めているのが「格安SIM」や「大手キャリアの格安プラン」、「WiMAXの5Gプラン」などです。どれも、お得にインターネットを利用できるという点で共通しています。
そうは言っても、WiMAXと格安SIM、どちらが自分に良いのかとお悩みの方も多いでしょう。
そこで今回は、安い料金でインターネットを使いたいという方に向けて、格安SIMとキャリアの格安プラン、WiMAXの5Gプランを比較していきます。
また、あなたの利用目的に沿って、格安SIMやWiMAXのどれがおすすめなのかもご紹介します。 格安SIMやWiMAXで迷っているという方は特に必見です。
まずは「格安SIMをよく知らない」という方に向けて、基本的な情報から見ていきましょう。
見出し
そもそも格安SIMって?WiMAXとの違いとは?
インターネットの料金を安く抑えることができると聞いて、調べてみたものの、そもそも格安SIMとはどういったものか詳しくご存知ないという方も多いのではないでしょうか。また、なんとなく格安SIMについて理解はしているものの改めて確認しておきたいという方もいらっしゃるはず。
そこでまずは、格安SIMとWiMAXを比較するにあたって、それぞれの基本情報をまず確認していきます。 その上で、格安SIMとWiMAXそれぞれ2つのサービスの主なメリット・デメリットを見ていきましょう。
そもそもSIMとは?
SIMとは、スマホやタブレットなどに挿さっているSIMカードと呼ばれる小さなICカードを指します。SIMカードについては、スマホやタブレットを使用している人であれば、1度は見たことがあるのではないでしょうか。家電量販店などでスマホなどを契約する際、店員さんがミニサイズのカードをスマホなどに挿し込んでいますよね。あのミニサイズのカードが、SIMカードです。
このSIMカードには、契約者情報が記録されており、どこの回線をどんなプランで利用しているかという情報がチップに記録されています。
例えば、auのスマホを契約した場合は、auの回線を〇〇プランで契約したという内容がSIMカードに記録されます。もちろんプランを変更すれば、その変更プランが記録されます。
SIMカードが挿さっていないと、契約者情報が分からず、電話やインターネットサービスを利用することはできません。つまり、SIMカードを挿し込むことで、初めてスマホで電話やインターネットを利用することができるのです。
そしてこのSIMカードは、キャリア間でまたぐことができません。
わかりやすく言うと、auでスマホを契約した方はauのSIMカード、ソフトバンクでスマホを契約した方はソフトバンクのSIMカードと通信会社ごとで制限がかかっています。この制限を、SIMロックと呼びます。
ここでは、SIMカードは契約者情報が記録されている小さなICカードだと覚えておきましょう。
格安SIMとは?
今、ご説明したSIMカードを、格安で手に入れることができるというのが格安SIMです。それではなぜ格安で販売することができるのでしょうか。格安SIMを提供者をしている事業者はMVNOと呼ばれます。このMVNOは大手通信キャリアと違い、独自の回線を持っていません。auやソフトバンク、ドコモの回線を借りた上で、安い契約プランでサービスを提供しています。
この、格安SIMを提供するMVNOは自前の回線を持っていないというのがポイント。 自前の回線を持っていない分、その回線の維持費や人件費がかかりません。
そのため、大手キャリアよりも安い月額料金でサービスを提供することができるのです。しかし、回線を借りているという特性上、通信速度やデータ通信量などはどうしても少なくなってしまうというデメリットも。
ただし、安いという事実は変わらないため、「安い料金でSIMカードを手に入れることができる」ということで格安SIMと呼ばれています。
格安SIMの使い方も非常に簡単。SIMフリーと言われる、キャリアに縛られずどの通信業者とも契約できるスマホに、格安SIMカードを差し込むことで、すぐに利用することができます。
この手軽さや料金の安さから、大手通信キャリアが提供するSIMロックのかかったスマホからSIMフリーのスマホへ切り替える方が増えているのです。
WiMAXとは?
次にWiMAXについてご紹介します。WiMAXはauに代表されるKDDIグループのUQコミュニケーションズが提供しているインターネット回線です。WiMAXの場合は、WiMAX2+という独自の回線に加え、5Gなどのau回線も使用できるという点が、格安SIMとは異なります。WiMAXは主にモバイルWiFiルーターと呼ばれる端末を使い、スマホやタブレットを無線でインターネット接続します。その点、スマホやタブレット端末に直接入れるSIMとは異なります。
WiMAXは独自の回線である分、通信速度や安定性、そしてデータ通信量も抜群。
インターネット検索やダウンロードをする際に行われる「下り最大速度」は2.2Gbpsと高速。最新のiPhone12でソフトバンク5G回線を利用した際の下り最大速度2.4Gbpsにも引けを取らない、5Gの高速通信を利用できます。
さらに、無制限データ通信量プランなど、不便なくインターネットを利用することが可能です。 その分、WiMAXの料金は格安SIMと比べて高くなってしまいます。
比較ポイント | WiMAX | 格安SIM |
---|---|---|
通話 | × | プランにより 可能 |
データ使用量 | 無制限 | 1GB~ 無制限 ※プランによる |
通信速度 | 高速 | 不安定 |
月額料金 | 格安SIMより 高い |
かなり安い |
どれがおすすめ?
格安SIM・キャリア格安プラン・WiMAXの特徴とは?
ここまでは、WiMAXと格安SIMの基本的な情報と違いについて確認しました。WiMAX、格安SIMの違いについて、少しはご理解いただけたでしょうか。
ここからは、より具体的にWiMAXと格安SIM、それぞれの特徴を再度確認しながら、どのような方におすすめなのかをご説明していきたいと思います。
格安SIMの特徴
格安SIMの特徴は、とにかく安い料金でインターネットを利用できるということ。大手通信キャリアと比較しても、半額以上安い月額料金で利用するできることもあります。例えば、格安SIM大手のRakuten Mobileと、大手キャリアのドコモで5G通信の料金プランを比較したのが以下となります。
Rakuten Mobile | docomo | |
---|---|---|
プラン名 | Rakuten Unlimit Ⅶ | ahamo/ 5Gギガホ プレミア |
0~3GB | 1,078円 | 2,970円(ahamo) |
~20GB | 2,178円 | |
無制限 | 3,278円 | 7,315円 |
ただし、格安SIMは先ほどお伝えしたデメリットも。格安SIMは大手キャリアの回線を借りているという関係上、多くの方がインターネットを頻繁に利用する時間は回線が混雑し、通信速度が遅いと感じてしまう可能性があります。
また、格安SIMは契約プランによって、データ使用量が決まる場合がほとんど。設定された規定量を超えてしまうと、速度制限になってしまいます。
そのため、インターネットの利用目的が、ニュース記事やテキストサイト閲覧、メール程度という方にはWiMAXより格安SIMの方が、お得にインターネットを利用することができます。
現在、auなどの大手通信キャリアでスマホを利用しているが、毎月の料金が高いというお悩みをお持ちの方におすすめです。
Rakuten Mobileは独自回線
近年、通信業界の中で急激に存在感を増しているRakuten Mobile。他社の格安SIMとは異なり、楽天独自の通信回線を利用することができ、データも無制限となっています。
そのため、格安SIMの他社よりも通信環境は快適です。
ただし、大手キャリアと比較すると、通信が不安定である点は否めません。特に、5G回線に関してはまだまだ利用エリアが狭く、auの5G回線を使えるWiMAXに分があるといえます。
WiMAXの特徴
WiMAXの特徴は、大きく分けて以下の2点をご説明します。- 高速で安定した通信速度
- データ通信量が実質無制限
そして、WiMAXなら、モバイルWiFiルーターがあることで、同時に複数台の端末をインターネット接続することも可能です。つまり、WiMAXのモバイルWiFiルーターが1つあれば、ご自宅のインターネット環境に関して今後困るということはなくなります。
そのため、日々データ容量の大きい動画視聴やゲームを利用するという方、また速度やデータ通信を気にせずに無制限で使いたいという方にWiMAXはおすすめです。
格安SIM、WiMAXどちらも目的に合わせて賢く使うことで、お得にインターネットを利用することができます。
毎月のスマホ代をもっと安くしたい!
もちろん速度制限もかかりたくないので無制限が良い!
実は、あることをすることで安く無制限にインターネットを利用するということも可能なんです。次からその「あること」についてお話していきます。
本当に賢い使い方!トレンドは「格安SIMとWiMAXを併用」?
今までお話した通り、データ通信をあまり行わない方であれば、格安SIMで料金を抑えて契約するのが良いでしょう。しかし、スマホの利用が当たり前になったことや、動画配信サービスが増えた今、どんどん利用するデータ通信量が増えていくのも事実。 今では、スマホ利用者にとっては大容量のデータが必須と言っても過言ではありません。
そのような方におすすめなのが、「WiMAXと格安SIMの併用」です。 実際に、「大手通信キャリアでスマホを契約した場合」と、「格安SIMとWiMAXを契約した場合」の料金の比較結果を見ていきましょう。(※機種代金は、含まずに比較していきます。)
大手通信キャリアの料金
皆さんが契約しているスマホは毎月どれくらいの料金でしょうか。通信キャリアによっても契約内容は様々だとは思います。ここでは、具体的に料金を比較するため、今回は大手通信キャリアのドコモで大容量データプランを契約した場合を例に見ていきましょう。
ドコモのスマホ月額料金 | |
---|---|
5Gギガホ プレミアプラン | 5,665~7,315円 |
5分通話無料オプション | 770円 |
月額料金合計 | 6,435~8,085円 |
皆さんも、目安として5,000円~10,000円程度という方が多いのではないでしょうか。
大手キャリアの料金の次は、いよいよ格安SIMとWiMAXを併用した場合の料金を見ていきましょう。
格安SIMとWiMAXを併用した料金
一方、格安SIMとWiMAXを併用した場合はどうでしょうか。利用料が安く、通話可能な格安SIMを提供するRakuten MobileとWiMAXの5Gプランを契約した場合で比較します。
格安SIMとWiMAXを併用した場合 | |
---|---|
Rakuten Unlimit VI (データ通信1GB +音声通話) |
0円 ※専用アプリで通話した場合 |
WiMAXのギガ放題プラスプラン | 4,421円 |
月額料金合計 | 4,421円 |
いかがでしょうか。WiMAXと格安SIMを併用することで、最大約3,500円も毎月支払う料金を抑えることができるんです。年間で40,000円近く料金を抑えられるのは嬉しいですよね!
もちろん格安SIMで通話はもちろん、WiMAXで実質無制限かつ5Gの高速でデータ通信できるという前提で、この安い月額料金です。
大容量のスマホを1つ契約するより、格安SIMとWiMAXの併用が安くて快適にインターネットを利用することができると言えます。
お得に大容量データ通信を利用するなら「併用」がおすすめ
今回は、格安SIMとWiMAXの基本情報からその違いまでお話しました。スマホやインターネットを安く使いたいと思うのは皆さん一緒です。今回ご紹介した格安SIMとWiMAXの併用のように、少し契約方法を工夫するだけでここまで月額料金は抑えることができるんです。 5Gの高速通信を最安料金で楽しむなら、格安SIMと一緒にWiMAXを契約してみてはいかがでしょうか。
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