WiMAXの支払いはクレジットカードが一般的ですが、一部のプロバイダでは口座振替にも対応しています。
「クレジットカードを持っていない」「事情により口座振替を選択したい」という方にとってはありがたいですよね。
2022年現在、口座振替に対応しているプロバイダは以下の3社。
- Broad WiMAX(ブロードワイマックス)
- UQ WiMAX(ユーキューワイマックス)
- BIGLOBE(ビッグローブ)
当記事では3社それぞれの特徴と、口座振替で最も安く契約できるプロバイダをご紹介いたします。また、契約前に確認したい注意点も解説。
WiMAXを口座振替で契約したいとお考えの方はぜひ参考にしていただければと思います。
それでは早速、口座振替ができるプロバイダ3社の詳細を見ていきましょう!
※当記事でご紹介するプラン・料金はギガ放題プラスプランです。
WiMAXで口座振替が選択できるプロバイダは3社
WiMAXのプロバイダはGMOとくとくBBやカシモWiMAXなど全部で20社以上ありますが、ほとんどのプロバイダで支払い方法はクレジットカードに限定されています。
その中で口座振替にも対応しているのは、2021年10月現在、Broad WiMAX、UQ WiMAX、BIGLOBEの3社。
3社とも口座振替が可能という点では共通していますが、契約期間や料金、キャンペーンなどが異なります。そのため、各プロバイダを比較し、自分の目的や用途に合ったものを選ぶことが大切です。
まずはそれぞれのプロバイダの特徴を明らかにするため、1社ずつサービス内容の詳細を見ていきましょう。
キャンペーンが充実!お得なBroad WiMAX
Broad WiMAX | |
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契約期間 | 2年 |
月額料金 | 初月:1,397円 2ヶ月目以降:3,883円 |
プラスエリアモード | 1,100円 |
初期費用 | 46,153円※ |
解約金 | 0~24ヵ月目:3,883円 25カ月目以降:0円 |
口座振替手数料 | 220円 |
※端末代21,780円+初期費用20,743円+事務登録手数料3,300円+代引き手数料330円 |
Broad WiMAXはキャンペーンが充実したプロバイダ。数あるキャンペーンの中でも特に注目したいのが、他社から乗り換え時に発生する解約違約金を代わりに負担してくれる違約金負担キャンペーンです。
他社の違約金を負担してくれるキャンペーンを実施しているのはWiMAX全プロバイダの中でBroad WiMAXだけ。
このキャンペーンでは、上限19,000円まで他社回線を解約した際の違約金を負担してくれるので、これまで「違約金が高い…」と解約を躊躇されていた方も気軽にWiMAXを始められます。
また、Broad WiMAXには「いつでも解約サポート」という制度があり、万が一WiMAXのサービスに満足できなかった場合、解約金なしで他のインターネット回線に乗り換えることができます。
「Broad WiMAXを契約したけどWiMAXがつながりにくい」「速度に満足できなかったので光回線に乗り換えたい」といった事情で他のインターネット回線に変えたいという場合も解約金なしで乗り換えられます。
さらにBroad WiMAXならプラスエリアモードも1,100で利用可能です。
プラスエリアモードとは、WiMAX2+に加えてau回線のエリアも含むより広範囲で通信が可能になる通信モードのこと。au回線ならカバーできる範囲が広いため、WiMAX2+のエリア外でも安定した高速通信が楽しめます。
通常、プラスエリアモードはオプション料金として月額料金とは別に1,100円がかかりますが、Broad WiMAXなら無料。場所に関わらず安定的に高速通信を利用できます。行動範囲が広い方にとっては嬉しいポイントですね。
以上のことから、Broad WiMAXは「初めてのWiMAXに満足できるか不安」「現在契約しているインターネット回線を解約して、WiMAXに乗り換えたい」という方におすすめのプロバイダです。
安心のサポート体制なら本家UQ WiMAX
UQ WiMAX | |
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契約期間 | なし |
月額料金 | 25ヵ月4,268円 |
プラスエリアモード | 無料 |
初期費用 | 25,080円※ |
解約金 | 1,100円 |
口座振替手数料 | 0円 |
※端末代21,780円+事務登録手数料3,300円 |
UQ WiMAXはUQコミュニケーションズが運営するすべてのWiMAXサービスの提供元。その点サポート体制が厚く、安心して利用できるというのが特徴です。
WiMAXはWEBに特化したプロバイダが多いですが、UQ WiMAXは全国に店舗もあり、販売員の方と対面で相談しながら申し込むことができます。
インターネット回線の契約が初めての方やWiMAXを初めて利用する方、対面で相談できる方が安心という方は店舗に直接行けるUQ WiMAXは向いているでしょう。
自宅から近いUQ WiMAXの店舗は公式サイトから確認できます。9:00-20:00なら年中無休で電話対応もおこなっています。
もちろん、UQ WiMAXのオンラインショップからWEBでの申し込みも可能です。
UQ WiMAXはキャンペーンや特典が少ないものの、充実したサポート体制があるのが特徴です。
また、ギガ放題プラス ホームルータープラン/ギガ放題プラス モバイルルータープランであれば解約金がかからず、契約の縛りがないというのもポイント。
利用料金は他社と比べると高いですが、「充実したサポート」と「解約のしやすさ」で選ぶならUQ WiMAXはおすすめの選択肢となるでしょう。
キャンペーンが少ないとは言いましたが、UQ WiMAXは現在月額料金割引キャンペーンを実施中。2年間月額料金が550円割引される「WiMAX+5Gはじめる割」により、月々4,268円で利用できます。
短期で利用したい方向けのBIGLOBE
BIGLOBE | |
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契約期間 | なし |
月額料金 | 初月0円 1ヵ月目:1,166円 2~24ヵ月目:3,355円 |
プラスエリアモード | 1,100円 |
初期費用 | 25,652円※ |
解約金 | 0円 |
口座振替手数料 | 220円 |
※端末代21,912円+事務登録手数料3,300円+代金引換手数料440円 |
BIGLOBEの一番の特徴は契約期間の短さと解約金の安さ。20社以上あるWiMAXプロバイダのうち、契約期間の定めがないプロバイダが増えており、BIGLOBEも契約期間に定めはありません。
2022年6月30日までにお申し込みの場合、1年以内に解約したとしても違約金は1,100円。他のWIMAXプロバイダの解約金は契約からの年数にもよりますが10,000~30,000円です。そう考えると、BIGLOBEや先ほどご紹介したUQ WiMAXの解約金は非常に安いですよね。
以上のことから、BIGLOBEは短期で利用する予定の方や契約期間に縛られたくない方におすすめのプロバイダと言えます。
BIGLOBEは現在月額料金割引キャンペーンも実施しています。口座振替で申し込んだ場合も受け取れるので、BIGLOBEをご検討中の方はぜひご利用ください。
ここまで口座振替で契約できるWiMAXのプロバイダ3社を見てきましたが、いかがでしたか?
それぞれの特徴はご理解いただけたかと思いますが、実際どのプロバイダで契約すれば一番安くWiMAXを利用できるのかというのも気になりますよね。
そこで、続いては上記のうち口座振替で最も安くWiMAXを契約できるプロバイダを見ていきましょう。
実質料金を比較!最安のWiMAXプロバイダは?
既にお伝えしていますが、WiMAXは大元のUQ WiMAXをはじめ、契約できるプロバイダが20社以上あります。
しかし、どのプロバイダからWiMAXを申し込んでも通信速度やエリア、つながりやすさなどに違いはありません。各プロバイダで異なるのはキャンペーンの内容や料金のみ。これはクレジットカードでも口座振替でも支払い方法に関わらず、同じです。
そのため、プロバイダを比較する際は料金を比べることが重要になります。
安く契約できるプロバイダを見極める上で見るべきポイントが総額と実質月額。
総額とは月額料金や初期費用など契約に必要なすべての費用からキャッシュバックなどのキャンペーンを引いた金額、実質月額とは総額を契約期間で割った金額になります。
今回はその総額と実質月額で、前項でご紹介した口座振替が可能な3つのプロバイダを比較しました。
それでは、料金比較の結果をチェックしていきましょう。
プロバイダ | 実質月額 | 総額 |
---|---|---|
Broad WiMAX | 5,252円 | 199,581円 |
UQ WiMAX | 5,148円 | 195,624円 |
BIGLOBE | 4,111円 | 156,228円 |
比較の結果、実質月額はBIGLOBEが最安となりました。契約期間が異なるため、総額と実質月額の最安は異なりますが、この結果から以下のことが言えます。
- 長期で安く利用したい方はBroad WiMAXがおすすめ
- 逆に1年など短期間の利用や契約期間に縛られたくない方はBIGLOBEがおすすめ
そして対面でのサポートなど本家の安心感が欲しい方はUQ WiMAXも検討してみてもいいかもしれません。
以上がBroadWiMAX、UQ WiMAX、BIGLOBE3社の料金比較でした。
おすすめのプロバイダがわかったところでお申し込みの流れにいきたいところですが、その前に口座振替の注意点を確認しましょう。
プランの内容は変わりませんが、支払方法が口座振替かクレジットカードかによって異なる部分があります。契約後に「クレジットカードにすればよかった」と後悔することのないよう、注意点も要チェックです!
口座振替の注意点
口座振替を選択した場合の注意点は主に以下の3つがあります。
- 審査に時間がかかる
- 口座振替手数料がかかる
- クレジットカードか口座振替かでキャンペーン内容が変わる
一つずつ詳しく説明していきます。
審査に時間がかかる
まず一つ目の注意点が審査です。
口座振替では、長い場合だと申し込みから審査完了までに1~2ヵ月かかります。その間はプロバイダから送付される振込用紙をコンビニに持ち込み、利用料金を支払う必要があります。
その点クレジットカードならすぐ利用可能。口座振替のほうが手間がかかってしまうのが難点ですね。
口座振替の場合は審査完了までの期間、コンビニに支払いに行くということを覚えておきましょう。
口座振替手数料がかかる
注意点の二つ目は、口座振替手数料がかかることです。
支払い方法を口座振替にした場合、Broad WiMAXとBIGLOBEでは月額料金とは別に220円/月の振替手数料が必要になります。
月220円というとそこまで大きな額に感じないかもしれませんが、1年(BIGLOBEの契約期間12ヵ月)では2,640円、3年(BroadWiMAXの契約期間38ヵ月)では8,360円にもなります。
通信費を抑えたい方にとっては、口座振替手数料はできればなくしたい出費ですよね。
こちらもクレジットカードを選択した場合は必要ないため、口座振替の難点であると言えます。
クレジットカードか口座振替かでキャンペーン内容が変わる
そしてもう一つ気を付けなければならないのがキャンペーンです。
WiMAX各プロバイダはキャッシュバックや月額料金割引など様々なキャンペーンを実施していますが、BroadWiMAXとUQ WiMAXでは支払方法が口座振替だと一部のキャンペーンが適用されません。
例えばUQ WIMAXでは、口座振替の場合のキャンペーンは月額料金割引のみですが、クレジットカード・分割で支払えば10,000円のキャッシュバックも受け取れます。
またBroadWiMAXの場合、クレジットカードを選択し、指定オプションに加入などその他の条件を満たすと初期費用46,153円のうち20,743円が無料に。なので、初期費用は25,685円※になります。
※25,685円=端末代21,780円+事務手数料3,300円+安心サポートオプション料605円(初期費用無料の条件)
このように、クレジットカードでの支払いを選択すると適用されるキャンペーンが増え、口座振替よりお得になります。
それではクレジットカードと口座振替では、実際の利用料金にどれくらいの差が出るのでしょうか?
下記の表をご覧ください。
Broad WiMAXの利用料金 | ||
---|---|---|
実質月額 | 3年の総額 | |
クレジットカードの場合 | 4,317円 | 164,059円 |
口座振替の場合 | 5,073円 | 197,887円 |
同じサービスでもクレジットカードで支払いをした方が口座振替の場合より圧倒的に安くなることがわかります。その差額は33,823円。
この通り、クレジットカードでの支払いは利用料金が安くなるため、できるだけクレジットカードで契約するのがおすすめです。
「それでもクレジットカードは難しい」という方は、先ほどご紹介した通り、長期ならBroadWiMAX、短期ならBIGLOBEを選びましょう。
それでは口座振替の注意点も確認できたところで、いよいよ申し込みの流れを見ていきましょう。
申し込みの流れ
WiMAXのお申し込みは公式サイトまたは店舗どちらからでも可能です。
WEB申し込みならオンラインで完結し、待ち時間などもなくすぐに終わるため基本的にはおすすめですが、店舗なら最短で当日に端末を受け取り、即日利用できます。
お急ぎの方は店頭でのお申し込みもよいでしょう。
Broad WiMAX、UQ WiMAX、BIGLOBEの店舗は各公式サイトからご確認いただけます。
それではWEBから申し込む際の流れを見ていきましょう。
お申し込みの流れは以下の通りです。
①商品(ルーターやSIM)・プランを選択
②支払い方法を選択(クレジットカード/口座振替)
口座振替を選択した場合は本人確認書類が必要になります。本人確認書類として提出できるのは以下いずれかの書類です。
・運転免許証
・パスポート
・住民基本台帳カード
・健康保険証+補助書類
本人確認書類はFAX、郵送またはスキャン&アップロードで提出できます。
③申し込み完了
④申し込み完了後、2日~1週間で端末を受け取り、利用開始
以上がお申し込みから利用開始までの流れでした。
口座振替の注意点として既にお伝えしていますが、審査完了までは振込書でのお支払いになります。初月と2ヵ月目はプロバイダから送付される振込書をコンビニに持ち込み、支払いをする必要があることを覚えておきましょう。
まとめ
当記事ではWiMAXで口座振替に対応している3つのプロバイダ、BroadWiMAX、UQ WiMAX、BIGLOBEを見てきましたがいかがでしたか?
プロバイダごとに異なる特徴があるため、ご自身の利用用途や目的に合わせて最適なプロバイダを選択いただければと思います。
最後に、当記事の要点を簡単にまとめます。
- 長く安く利用するならBroad WiMAX。
- 安心のサポート体制と解約金の安さで選ぶならUQ WiMAX。
- 短期間の利用、または契約期間に縛られたくないならBIGLOBE。
- 口座振替よりクレジットカードの方が安いので、できればクレジットカードでの支払いがおすすめ。
よくある質問
ここではWiMAXの口座振替に関してよくある質問をご紹介していきます。契約前に疑問を払拭しておきましょう。
Q. 契約に必要なものは?
A. 口座振替の場合は本人確認書類が必要です。本人確認書類として利用できるのは下記のいずれかになります。
・運転免許証
・パスポート
・住民基本台帳カード
・健康保険証+補助書類
Q. 銀行の口座振替(引き落とし日)はいつ?
A. 利用月の翌月26日が引き落とし日です。
26日が土日祝日の場合、引き落とし日は翌営業日になります。
Q. 支払い方法を変更するには?
A. Broad WiMAXはお客様サポートサイト、UQ WiMAXはMy UQ WiMAXから変更可能です。BIGLOBEは請求書発行元によって手続きが異なります。詳しくはこちらをご確認ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。WiMAXの口座振替をご検討中の方は、少しでも参考にしていただければ幸いです。